マムFPオフィス 菊地季美子です。
2022年1月に税務署宛に、個人事業の開業等届出書・青色申告承認申請書を提出します。
今年いっぱいは4月までの給与所得と、フリーランスとしての雑所得で確定申告し、事業所得の開業は2022年1月とすることにしました。
開業にあたって、こまごまとした準備が必要になります。
やること自体は適宜TODOリスト化しておいて、11月のCFP試験が終わってから順次片づけました。
やったことは次の通りです。
- 屋号を考える
- プロフィール写真の撮影
- はてなブログのproアカウント移行
- 独自ドメインの取得
- はてなブログの固定ページを作成
- facebookページの作成
- 名刺の作成
- 事業用のクレジットカード作成
- 会計ソフトの導入
屋号を考える
税務署に提出する個人事業の開業等届出書には、屋号を記載する欄があります。
ここは、実は空欄でも不備にはならないのですが、資格+氏名よりも事務所名があるほうがお客様からは安心感を持っていただけるという理由で、屋号を用意しました。
なお、屋号の由来は過去記事に掲載しています。
プロフィール写真の撮影
事業のwebページやSNS、寄稿するwebコラムに、顔写真の掲載は必須の時代となりました。
これらに使用するプロフィール写真は、東京都町田市にあるStudio PLUSさんに撮影をしていただきました。
これまで使用していた写真は、母校の産業能率大学で入学案内パンフレットの取材を受けたときに撮っていただいた写真で、レベル3x(歳)のものでした。
40代で開業して30代の写真のままではさすがにサバを読みすぎになってしまいますし、周りの友人や同業者の方の素敵なプロフィール写真が参考になったので、レベル4xにアップデートしました。
Studio PLUSさんは、オーディション用写真などをはじめ、劇団四季の方や著名人などの撮影もされているとのこと。
撮影用のヘアメイクはもちろん、撮影とレタッチも素晴らしく、カメラが苦手で証明写真を失敗しがちな私でも何とか形にすることができました。
料金は、上半身撮影プラン(フルメイク・ヘアセット・上半身のみ撮影・レタッチ1枚+撮影全データ)で12,000円でした。
私は右目のまぶたに交通事故の傷痕が残っているのですが、そこをうまく補正していただいたので安心しました。
はてなブログのproアカウント移行
今までは個人的なブログとして使ってきたはてなブログですが、せっかく書いた記事に愛着があるのとブログの使いやすさから、そのまま事業用のwebページとして使用することにしました。
なお、proアカウントの料金は1カ月1,008円、1年8,434円、2年14,440円となっています。
まずは1カ月使ってみて、もし相性が合わなければwordpressなどへの移行も視野に入れていましたが、使用感は全く問題ないので、次回の更新で2年間に切り替える予定です。
独自ドメインの取得
はてなブログを事業用webページにするにあたり、もう1つ必要なのが独自ドメインです。
SNSや寄稿コラム、名刺にも記載することから、屋号で独自ドメインを取りました。
ドメインが取得できるサービスはさまざまなものがありますが、お名前ドットコムがはてなブログとのキャンペーン中だったこと、提携しているだけあってドメイン設定方法が詳しく記載されていたことから、お名前ドットコムを使用しました。
なお、ドメインの料金は『.com』の場合、1年目は1円、2年目から年間1,408円です。
はてなブログの固定ページを作成
はてなブログのproアカウントでは、ブログ記事以外に『固定ページ』を複数作成することができます。
独自ドメインを取得してURLができたら、URLの末尾にディレクトリ名を付けて固定ページを作成します。
ディレクトリ名の付け方は、下記のwebページを参考にしました。
また、固定ページとは別に、お問い合わせ窓口としてgoogleフォームも作成しました。
装飾用のフリー画像は、屋号の由来になった菊の花を下記の素材ページで検索し、気に入ったものを使用しています。
facebookページの作成
同業者でも利用している人が多いfacebookで、事業用のページを作成しました。
ユーザーネームを設定すると、『facebook.com』以降のURLを好きな文字列に変更できます。
また、ページプラグインを利用すると、facebookページをwebサイトに埋め込み表示することができます。
名刺の作成
名刺の作成は、以前に個人のプライベート名刺を作ったことがあるビスタプリントで注文しました。
写真入り・両面印刷(表面カラー・裏面白黒)・少し厚手の用紙・200枚、以前もらった400円クーポンを使用し、送料無料で2,362円でした。
文字列と画像を自由に配置でき、価格も手頃なので、今後はチラシも作ってみようと考えています。
事業用のクレジットカード作成
個人事業主となり、事業所得を青色申告するには、さまざまな決まり事を守る必要があります。
特にお金の出入りについては、個人と事業を明確に分けるのが当然です。
銀行口座については、クラウドソーシングの仕事を始めた際に仕事用の口座を開設していたのですが、クレジットカードも今後必要になる可能性が高いので、この機会に作成しました。
どこの銀行・カード会社かは、セキュリティの観点から伏せておきますが、いま噂の青い銀行は避けています笑
ここまでが、開業届を提出する前に済ませた開業準備です。
年明け早々には、税務署へ必要書類を提出しますが、もう1つ忘れてはならない大切なものがあります。
会計ソフトの導入
CFPのタックスプランニングは課目合格しているので、青色申告のルールなどは理解し把握もできていますが、やはり税理士ではなく簿記の資格もない以上、会計ソフトは必須でしょう。
会計ソフトは今まで使った経験がないので、ランキングや口コミを検索して検討しました。
弥生会計の『やよいの青色申告 オンライン』は、クラウド型なのでパソコンのスペックや故障などにも依存しないこと、セルフプランなら初年度無料、2年目からは年間8,000円とコスパ面も優れていたので、来年から利用する予定です。
他に必要なものは、オンライン相談やセミナーに備えたzoom有料プラン移行、事業計画書を形にすること、利用できる助成金制度を調べることなどです。
個人事業の開業にあたっては、下記の書籍を参考にしました。
ただし、読んで片っ端から手を付けるのでは、収拾がつかなくなり時間とお金がいくらあっても足りません。
こんなとき助けになるのは、やはり友人や同業仲間からのアドバイスです。
仲間のwebページやSNSを参考にしたり、分からないことは教えてもらったりして、沢山の人のお陰で素晴らしいスタートが切れることを、心から感謝申し上げます。