マムFPオフィス 菊地季美子です。
2月末に、3泊4日の新婚旅行に行ってきました。
今回は写真多め・本文長めですので、お時間のある時にご覧ください。
新婚旅行といっても、結婚したのは2020年4月、もう2年近く前になります。
入籍当時はちょうど緊急事態宣言と重なったため、新婚旅行は保留にして、取り急ぎフォトウェディングだけ済ませていました。
この2年、旅行のタイミングをずっと伺ってきましたが、現在もまん坊で先が見えない状況で、このまま様子を見てても当面は変わらなそうなので、時間が取れるうちに、そして体力もあるうちに行ってしまおうということになりました。
ところが、出発の数日前まで、新千歳空港は大雪の影響で発着便がすべて欠航。
行けるかどうかかなり際どいところでヒヤヒヤしましたが、どうにか無事に運航再開し、行き帰り共に欠航も遅延もなく済みました。
旅行の4日間、雪はそれほどひどくありませんでしたが、積もったまま溶けない雪の高さがすごかったです。
夫は身長176か178なのですが、夫の胸の高さまで雪があります。
女性は雪の向こう側が見えない高さです。
ちなみに、新千歳空港着陸前の景色はこれ。
新千歳空港から札幌へは、通常なら快速エアポートを利用しますが、今回は鉄オタの夫のリクエストで隣の南千歳駅で下車、特急おおぞらに乗り換えて札幌へ向かいました。
この車両は、引退が決まっているキハ283系とのことです。
札幌では、さっそく味噌ラーメンをいただきました。
けやき すすきの本店の味噌バターコーンラーメン(嫌いなネギ抜き)です。
バターが溶けたスープがさめにくく、ずっとアツアツでおいしく味を楽しめました。
ランチの後は、大通公園・時計台・さっぽろテレビ塔を観光。
夕飯はサッポロビール園にジンギスカンを食べに行きました。
サッポロビール園内にはジンギスカンを食べられるところがいくつかあり、雰囲気やグレードがそれぞれ違います。
ただ、現在はコロナ禍であること、今回は行った時間が夕方だったこともあり、『開拓使館1階 トロンメルホール』しかお店が開いていませんでした。
日曜の夜なこともありほぼ満席だったものの、運よく2人席が空いていたので、待たずに入れたので良かったです。
サッポロビール博物館も見たかったのですが、市内観光でのんびりしすぎてしまい、18時までの開館時間に間に合いませんでした。残念。
今回泊まったのは札幌大通にある温泉付きホテルでした。
温泉はポンの湯と言って、たぬきの置き物や壁画に飾られていました。
なぜたぬきかと言うと、ホテルの近くに狸小路商店街があるからですね。
慣れない雪道で冷えて疲れた身体に温泉は最高です。
チェックアウトは11時と遅めなので、最終日は朝風呂もでき、おかげで疲れが溜まらず筋肉痛にもなりませんでした。
旅行2日目は地下鉄で札幌市円山動物園へ。
タクシー乗り場も埋まるくらい雪が積もっています。
ここからは動物が続きます。
有名なホッキョクグマは動画で撮っていましたが、ファイル形式がはてなブログに対応しておらず投稿できませんでした。残念。
動物園のあとは、ランチに札幌駅でスープカレー。
夕方には、大通から路面電車に乗ってさらにタクシーを乗り継ぎ、夜景を一望できるバー『N43』へ。
『N43』は札幌の緯度で、音楽ユニットTM Networkの曲のタイトルにもなっています。
夫婦でTMのファンなので、ここは聖地としてぜひ訪れたい場所でした。
N43収録のアルバム『SPEEDWAY』を夫が持参して記念撮影。
夜景もとても綺麗でした。
旅行3日目は、札幌から足を延ばして小樽へ。
実は、私はもう札幌・小樽へは10回以上旅行に来ており、特に小樽は本気で移住を計画したことがあるほど大好きな街です。
小樽は港町で、漁に使う浮き玉から派生したガラス工芸が有名です。
ガラスのお店のひとつである北一硝子の小物を小樽に行くたびに集めています。
今回買ったのは、サンドブラストでシマエナガが描かれたキャニスター。
横のミニシマエナガは帰りに空港で買ったものです。
また、小樽はかつて多くの銀行があり、『北のウォール街』と呼ばれていました。
石造りの歴史的建造物が多く残り、以前はホテルとして使われたほか、現在は金融資料館やステンドグラス美術館になっています。
そして、小樽といえばやっぱり海鮮。
小樽駅すぐそばの三角市場にある『北のどんぶり屋 滝波食堂』で、元祖わがまま丼(3種盛り)をいただきました。
安定の小樽運河。
ちなみに、サカナクションのボーカル 山口一郎さんが小樽出身とのことで、小樽の観光案内所『小樽運河プラザ』では、山口一郎さん所縁の品が展示されていました。
小樽から札幌へ戻ったあと、夕飯は孤独のグルメ風に足で店を探すことに。
大通公園から少し外れたビルの地下にあった『らーめん逍遙亭』というお店で、私はしょうゆラーメンを、夫は味噌ラーメンを頂きました。
ここはラーメン屋さんというより、色んなメニューがあるご夫婦経営の地元の居酒屋という感じで、お店のご夫婦と常連さんが仲良さそうにおしゃべりしていました。
いただいた醤油ラーメンはすごくおいしくて、チャーシューも分厚いのに柔らかくて食べ応え抜群でした。
ラストオーダー間近に入ったのにゆっくりさせてもらい、とってもいいお店でした。
また札幌に行くことがあったら、今度は看板メニューの塩ラーメンを食べてみたいです。
あっという間の旅行4日目、最終日は、ゆっくり朝風呂に入ったあと11時にチェックアウト。
16時過ぎの羽田行きに乗るまで新千歳空港内でショッピングと観光をしました。
最終日のランチは『ドライブインいとう』の十勝豚丼 温玉乗せ。
新千歳空港から羽田空港へは定刻通りのフライトで、羽田空港からは高速バスで最寄り駅まで。
念のため加入した国内旅行傷害保険のお世話になるようなケガもなく、無事に新婚旅行を終えられました。
夫は親戚が釧路にいるのですが、札幌・小樽は初めてだったので、グルメも観光もとても楽しんでいたようです。
私は以前は年2~3回ペースで小樽に1人旅をしていたことがあり、今回の旅行は多分14・5回目くらいじゃないかと思います。
特に小樽は、何度来ても変わらない良さと、前に来た時とは変わったり新しくなっている良さが共存する、多くの表情を持つところがとても気に入っています。
長引くコロナ禍で、残念ながらやっていなかったお店もいくつかありましたが、今度行くときには再開していることを祈っています。